しおれた切り花を復活させる方法・萎れたガーベラとバラが元気に!

せっかく飾った花が くたっとしおれてしまって残念な思いをしたことはありませんか?
元気が無くなってしまった切り花も、適切に対処してあげるとまた元気に復活させてあげることができるんです。
実際に私も、貰った花束が萎れてしまった時に試してみて、復活させることができました。
その後8日間きれいなまま飾っておくことができましたので、そのやり方を写真と共に詳しくご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください^^。
しおれた花を元気に復活させる方法
切り花がしおれて元気が無くなってしまうのは、水あげが悪くなっていることが原因です。
切り花は、(気温や状況にもよりますが)通常は1週間ほどは日持ちします。
なので、数時間〜2、3日でくたっとなってしまう場合は、水が十分に上がってない可能性があります。
その場合 適切に対処してあげることでまた元気になります!
やり方はとても簡単。
できるだけ早く対処してあげることが大切です!
- 新聞紙
- バケツなどの容器(できれば深さのある大きめのもの)
*水がたくさん入る大きな容器の方が水圧がかかりあげが良くなります。 - ハサミ
*よく切れるキッチンバサミか、生け花用のハサミがおすすめ。
- しおれた花を 1本ずつ新聞紙で巻いて首を固定する。
- 茎の先を水につけた状態で茎をカットする。
*水の中で切ることで、茎の中に空気が入るのを防ぎ 水あげが良くなります。
*斜めに切ることで、吸い上げ面積が広くなり より水あげが良くなります。 - そのまま茎を水につけ、半日〜一晩置く。
*花の状態によって加減してください。
★お花の状態が戻らなかった場合は、茎を短めに切って再度水あげを行ってみて下さい。
茎を短くすると水が上がりやすくなるため 復活することがあります。
実際にやってみましたので、写真と共に詳しくご紹介します^^。
しおれた花を復活させる手順・実際にやってみました
記念日に貰った花束。
最初はこんな感じで元気でとてもきれいでした。
ところが2日ほど経つと バラとガーベラの花がくたっとなって元気が無くなっていました。
バラの花は まだ花びらが開ききっていないのにしおれてうつむいてしまっています。
ガーベラも茎がぐんにゃりして 完全に下を向いてしまっているものもあります。
1. 新聞紙に包んで 首をしっかり固定してあげます。
まず 余分な葉・傷んでいる葉はきれいに取り除きましょう。
新聞紙を4分の1くらいに折って その上に花を置き、花や花びらを上の方に向けてあげて整えます。
花がつぶれないようにくるくると包んでいきます。
茎の下の方は切るので、10cmくらいあけて包みます。
2.茎を切ります。
バケツに水を張り、水の中に茎をつけた状態で斜めに切ります。
斜めに切ることで、より水あげが良くなります。
3.そのままバケツの水につけておきます。
水につけたまま 日の当たらない涼しい場所に数時間〜一晩置きます。
今回小さいバケツを使いましたが、できるだけ深いバケツに水をたっぷり入れておく方が 茎に水圧がかかり水あげが良くなります。
【結果】一晩置いた後、新聞紙をとりはずしてみました。
翌日、包んでいた新聞を解いてみると…
元気になっていました!感動♪
花びらや葉がピンとしていて生気が戻った感じがします。
しっかりと頭を持ち上げ、まっすぐに立ち上がっていますね^^。
花びらは多少いたんではいますが、ピンと張りが出ています。
重たそうに首をもたげていたガーベラも、花がしっかりと上を向いています。
嬉しい〜!
花瓶に生け直して飾りました。
この後、8日間きれいに咲いてくれていました^^。
切り花を長持ちさせるには?
切り花をできるだけ長持ちさせるためのポイントも知ってくと良いと思うのでまとめておきます^^。
- 水に浸かってしまう葉、余分な葉、傷んでいる葉は取り除いてから生ける。
*水をできるだけ綺麗に保つため - 茎の周りに水が循環するよう できるだけゆったり生ける。
- 直射日光を避け、寒暖差が少ない場所に置く。
*切り花は光合成をしないので 日光に当たらなくてもOK。 - 水に砂糖を加える。砂糖は栄養分になります。
*水1リットル:砂糖20g程度の割合
まとめ
切り花がしおれてしまった時は、できるだけ早く対処してあげることが大事ですね。
長持ちさせるポイントも覚えておくとよいと思います^^。
少しでも参考になれば嬉しいです。